ネームドユーザーライセンスのMATLABをインストールした場合、$MATLAB/etc/license.dat
($MATLAB・・ MATLABインストールディレクトリ)の DAEMON行 に " options= " で始まる行が存在します。この行では、MATLABプロダクトを使用するアカウント名が 記述されたオプションファイル（ MLM.opt ）の場所を指定しています。
もし、license.dat に " options= " で始まる行が記述されていない場合は下記のように license.dat に追記して下さい。また、\ (日本語環境では \ ですが、これはバックスラッシュの意味です)は継続を表しますので必ず記述して下さい。
DAEMON MLM /Applications/MATLAB6p5/etc/lm_matlab \
options=/Applications/MATLAB6p5/etc/MLM.opt
(なお、上記はMATLABインストールディレクトリを /Applications/MATLAB6p5 として 記述しています）
このライセンス形態では、license.dat と同じディレクトリ内に、MATLABプロダクト を使用するアカウント名が記述された MLM.opt が作成されます。 MLM.opt ファイルが存在しない、或いは、MATLABを使用するアカウント名が異なっている場合、下記のようにオプションファイルを作成、または編集して下さい。
XXXXXX の個所に、MATLABプロダクトを使用されるアカウント名を記述し、MLM.opt ファイルとして $MATLAB/etc に保存して下さい。 (デフォルトで作成される MLM.opt はインストールした時のアカウント名が記述さ れています）
INCLUDE MATLAB USER XXXXXX
INCLUDE Simulink USER XXXXXX
なお、アカウント名は root 以外を指定して下さい。また、上記は、MATLABとSimulinkを使用する場合です。MATLABプロダクトを複数お持ちの場合は、そのプロダクト毎にINCLUDE行を記述して下さい。
そして、ライセンスマネージャーの自動起動設定をされている場合システムを再起動し動作確認を行って下さい。手動で行う場合は、確認の為、一旦ライセンスマネージャーを停止し($MATLAB/etc/lmdown を実行)、ライセンスマネージャーを起動して下さい($MATLAB/etc/lmstartを実行)。
