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ファイアウォールが適​用された環境でクライ​アントからライセンス​認証を行うためには、​ライセンスサーバにお​いてどのような設定が​必要ですか?

ファイアウォールが適用された環境でクライアントからライセンス認証を行うためには、ライセンスサーバにおいてどのような設定が必要ですか?

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Answer by MathWorks Support Team on 22 Apr 2019
Edited by MathWorks Support Team on 22 Apr 2019
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コンカレントライセンスおよびネットワークネームドユーザライセンスにおいて利用されるMATLABのライセンスマネージャは、ライセンス認証のために2つのTCPポートを利用します。Windowsファイアウォールや、iptables、ルータなどによってファイアウォール(FIREWALL)が設定されている場合、MATLABライセンスマネージャによって使用されるTCPポートを固定し、ファイアウォールにおいてTCPポートを開放する必要があります。
(1) MATLABライセンスマネージャの使用するTCPポートを固定する方法
インストール時の初期状態では、MATLABのライセンスマネージャは、次の2つのTCPポートを利用して、ライセンス認証が行われるように設定されます。
・ 27000 (lmgrd)
・ 動的に割り当てられるポート番号 (ベンダーデーモンMLM)
MATLABライセンスサーバにおいて、次の手順でlmgrdおよびMLMによって使用されるポートを指定します。
(1-1) ライセンスマネージャの停止
[Windowsの場合]
「コントロールパネル」→「管理ツール」→「サービス」を開き「MATLAB License Server」を選択し、「停止」とします。
[Solaris/Linux/Macの場合]
$MATLAB/etc/lmdown
を実行します。
※ $MATLAB は、MATLAB(ライセンスマネージャ)のインストールディレクトリです。
(1-2) ライセンスファイル
$MATLAB\flexlm\license.dat (Windows(R2010a以前)の場合)
$MATLAB\etc\license.dat (Windows(R2010b以上)の場合)
$MATLAB/etc/license.dat (Solaris,Linux,Macの場合)
を編集し、DAEMON行の末尾に port=<ポート番号> の記載を加えることで、ベンダーデーモンMLMの使用するポート番号を指定します。SERVER行の末尾に記載の数値は、lmgrdによって使用されるポート番号を示します。
次の変更例は、lmgrdに対し 27000 を、ベンダーデーモンMLMに対し 27005 を指定する例です。
[変更前]
SERVER matlablm 0123456789ab 27000
DAEMON MLM "C:\Program Files\MATLAB\R2007a\flexlm\mlm.exe"
・・・(以下略)
[変更後]
SERVER matlablm 0123456789ab 27000
DAEMON MLM "C:\Program Files\MATLAB\R2007a\flexlm\mlm.exe" port=27005
・・・(以下略)
(1-3) ライセンスマネージャの起動
[Windowsの場合]
「コントロールパネル」→「管理ツール」→「サービス」を開き「MATLAB License Server」を選択し、「開始」とします。
[Solaris/Linux/Macの場合]
ライセンスマネージャの起動ユーザにて
$MATLAB/etc/lmstart
を実行します。
(1-4) ログファイルの確認
ライセンスマネージャのログファイル
$MATLAB\flexlm\lmlog.txt (Windows(R2010a以前)の場合)
$MATLAB\etc\win32(win64)\lmlog.txt (Windows(R2010b以上)の場合)
/var/tmp/lm_TMW.log (Solaris,Linux,Macの場合)
には、次の例のように、使用されるポート番号が記載されますので、変更が適用されたことを確認できます。
0:00:00 (lmgrd) lmgrd tcp-port 27000
0:00:00 (lmgrd) Starting vendor daemons ...
0:00:00 (lmgrd) Starting vendor daemon at port 27005
0:00:00 (lmgrd) Using vendor daemon port 27005 specified in license file
0:00:00 (lmgrd) Started MLM (pid 2140)
(2)ファイアウォールにおいてTCPポートを開放
上記(1)の手順によって、MATLABライセンスマネージャに使用されるポート番号が指定されましたが、ライセンス認証を行うためには、ファイアウォールにおいて、指定されたTCPポートの開放を設定する必要があります。ファイアウォールの設定は、OSや、機器における設定になりますので、ご利用環境のネットワーク管理者にご相談の上、設定して下さい。
[補足説明] Windowsファイアウォールにおけるポート番号の設定
Windowsファイアウォールを設定している場合には、設定を行う前に、一時的にファイアウォール機能を「無効」とし、MATLABの起動が可能であることのご確認をお願い致します。これにより、問題の切り分けを行うことができます。
Windowsファイアウォールの影響により、MATLABが起動しない場合には、「コントロールパネル」 の 「Windows ファイアウォール」 を選択し、表示する画面の 「例外」タブをクリックし、「ポートの追加」から、以下の例のように、ライセンスファイル中で指定した2つTCPポートを追加設定して下さい。
ライセンスファイル中のポート番号の指定を有効にするためには、ライセンスマネージャの再起動が必要になりますのでご注意下さい。
追加設定 1
名前 : C:\Program Files\MATLAB\R2007a\flexlm\lmgrd.exe
ポート : 27000
追加設定 1
名前 : C:\Program Files\MATLAB\R2007a\flexlm\MLM.exe
ポート : 27005

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